FC2カウンター

プロフィール

槇野知宏

Author:槇野知宏
宮崎県児湯郡生まれ。
宮崎県児湯郡在住。

「名探偵コナン」
「まじっく快斗」
「BLACK LAGOON」
「艦隊これくしょん」
「ファイアーエムブレム」シリーズ
「ペルソナ」シリーズ
(特に3と4)
「マクロスF」
「パワプロ」シリーズ
「田中芳樹」
「池波正太郎」
「司馬遼太郎」
「有川浩」
「TUBE」
「山本正之」
「NO-PLAN」
「クラシック」
「プロレス」
「中日ドラゴンズ」
を偏愛する会社員
その実態は、単なるオタク。

年を取る毎に深みにハマってますが、これも人生、問題ない、と開き直ってます(笑)

PASSの掛かっている日記(小説)につきましては「PASSについて」をご覧下さいませ。

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

リンク

カテゴリーメニュー 改

Plug-in by
@激安・割安・おすすめ商品@

ブログ内検索

2012/12/10 (Mon) 17:19
帰り道

三週間ぶりに日本の土を踏んだ。
別に失踪や海外逃亡していたわけではなく、アメリカ・ラスベガスで行われたマジックショーに参加していたのだ。
ガキの頃から歩いた道、見慣れた風景、鼻腔をくすぐる匂い・・・日本に帰って来たな、と思う。
アメリカの空港で家に電話をかけた時、青子とこんな会話を交わした。

『じゃ、気を付けて帰ってきてね』
「それはパイロットに言ってくれ」
『成田まで迎えに行ってあげようか?』
「あのな、迎えに来てもらうトシじゃねえよ」
『久しぶりに日本食が食べたいでしょ?腕に選りをかけて魚料理作っておくから』
「それだけは勘弁してくれ」
『ダメよ。快斗がそうだから、北斗も魚嫌いになるんだからね』
「へいへい、分かりました」

 奥さんとの会話を思い出しながら苦笑してしまう。
北斗もオレの魚嫌いが移ったようで、オレが魚料理を残すたびに青子と母さんの視線が痛い。
おかげで父親の威厳を保つため、息子の前ではガマンして食っている今日この頃である。
そんな事を考えていたら、家の近くにある空き地で息子を見かけた。
どーやら近所の子供を集めて即席のマジックショーをやっているらしく、拍手大喝采を浴びている。

続きを読む »

スポンサーサイト

テーマ : まじっく快斗 - ジャンル : アニメ・コミック

2012/04/21 (Sat) 14:46
トレジャーハンター

 オレの名は黒羽快斗。
表向きはマジシャンだが、トレジャーハンターという裏の顔も持っている。 今日も時間を見計らって行動を開始する。
音を立てないようにゆっくりと階段を下り、目的地まで息を殺して向かう。
大した妨害もなく目的地まで数メートル、という地点に差し掛かった時、小さな先客が目的地の状況を伺っていた。
用心しつつ中の様子を観察しているのだが、それ一点に集中していて、自分の周囲には注意すら払っていない。

『コイツもまだまだ甘(あめ)えな』

そう思いながら気付かれないよう近づいて、後ろから肩を軽く叩いた瞬間、そいつは全身を一瞬にして強ばらせ、顔をオレの方へ向ける。

続きを読む »

テーマ : まじっく快斗 - ジャンル : アニメ・コミック

2012/03/22 (Thu) 11:20
ある朝の光景

 カーテンの隙間から日差しが差し込み、その眩しさにオレは布団を引き上げた。
そんなオレの鼻腔に炊き立ての飯、味噌汁そして卵焼きなどの匂いが流れ込む。
普通だったら食欲中枢を刺激して目覚めに一役買っているのだろうが、それ以上にオレは眠りたかったし、気分が不快だった。
なぜなら、昨日まで米花市内のホテルのディナーショーに駆り出され、最終日の昨日はホテルのお偉いさんの酒席に付き合わされたのである。
いちおう二〇歳を超えているため飲酒はできるが量が飲めるわけが無く、二日酔いという体たらくだ。
来週も鈴木財閥のパーティーとやらに招待されてるし・・・人気者はつらいぜ、ホント。

「今日は昼まで寝よう・・・起こしたヤツは中森警部に、コイツは我が家に不法侵入した泥棒です、と、言って突き出してやる」

とんでもない事を呟いて布団に包(くる)まってたら、部屋の外から足音がしたと思うと部屋のドアが乱暴に開けられる。

続きを読む »

テーマ : まじっく快斗 - ジャンル : アニメ・コミック

2012/03/22 (Thu) 11:12
いつもの光景

 マジックを成功させた瞬間、沈黙していた観客が一斉に立ち上がって大歓声を上げる。
それに応えていると、ステージ上に大勢の観客が押し寄せてオレを取り囲んだ。

『ミスター・ホクト。ユーはミスター・カイトを超えました。おめでとう』
「いや、当然の事です。父も息子に抜かれて本望でしょう」
『ミスター・ホクト。ユーは最高のマジシャンだ』
『ミスター・ホクト。ユー・アー・ナンバーワン』

『北斗、早く起きなさい』

口々に浴びせられる賞賛、そして母さんの声・・・って、何で母さんの声がするんだよ?
不審に思いながら差し出される手に握手をしていくと、今度は父さんの手を握っている。

「と、父さん?」

そうオレが呟いた瞬間、母さんの声が鼓膜に響き渡った。

「北斗、さっさと起きなさいっ!」

瞬間、オレを囲んでいた観客とステージが一瞬で消え去り、そのまま奈落の底へ落下―――そこで目が覚めた。


 そこはラスベガスのステージではなくオレの部屋。

「何だ、夢か。しっかし夫婦揃って息子の夢に出て来んじゃねーよ。目覚めが悪過ぎるっての」

ブツブツと呟きながら周囲を見渡すと、真っ先に飛び込んできたのは父さんの顔。

「よう、北斗。やっと目が覚めたようだな」

顔は穏やかだが、目つきが全く穏やかじゃないし、声もドスが利いてるんですけど。

「と、父さん・・・お、お早うございます」

ごすっ。

直後にゲンコツが脳天を直撃。そのままベッド上でうずくまる羽目になった。

「ようやく目が覚めたようだな・・・ったく、好き勝手めかしやがって」
「ってえなあ・・・寝言くらいで目くじら立てる事ねーだろ?」
「やかましい。さっさと起きねえオメーが悪いんだろうがっ」
「父親横暴!不当な暴力に対して、息子は断固戦ってやる」

ばきっ×2

オレと父さんの不毛な抗争(?)は、突然乱入したモップの一撃で強制終了と相成った。
視線の先には母さんが愛用のモップを構えた格好でオレたちを睨んでいる。

続きを読む »

テーマ : まじっく快斗 - ジャンル : アニメ・コミック

2012/03/13 (Tue) 17:46
クリスマスの夜に

 今更ながらのクリスマスネタです(苦笑)
しっかし快斗くんと北斗くんの会話を書くと「○竜伝」っぽくなるのは何故?(笑)






「北斗、すっかり眠っちゃったわね」
「そうだな。今日はステージデビューだったから相当気負ってたんだろ」

息子を背負った状態で防寒コートを羽織っている快斗、その隣を歩く青子―――園子ちゃんちのクリスマスパーティーに呼ばれた帰り道。

「五歳の子供にしてみれば上々過ぎるデビュー戦だったけど、終わった後に客の挑発に乗ったのがマイナスだな・・・この不肖の息子め」

快斗が北斗の方を見てぼやくのも無理はない。初めてのステージデビューでマジックを成功させたのは良いけど、ステージ終了後に観覧していた同世代の子供たちと毒舌と揶揄の応酬があったのよねえ。
母親としては息子の初ステージが成功した事は素直に嬉しいんだけど、最後の最後でね・・・思い出すだけでも頭が痛い。

『黒羽くん、素晴らしいショーを見せて頂きましたわ』
『ホンマにええもん見させてもろたけど、イマイチ詰めが甘過ぎたんちゃうか?』
『何だよ、礼子もマサも歯に物が詰まったような言い方しやがって』
『オメーもマジシャンの卵なら、同い年の人間にバレるようなネタを見せるんじゃねえよ。オレ等はその事を言ってんだぜ』
『・・・だったらオメー等もオレと同じ事やってみろよ。出来もしねえくせに御託ばっか並べやがって』
『あら、私は出来ますわよ?黒羽くんがやったようなオモチャみたいな火は出来ませんけどね』
『礼子のヤツはド素人がオマジナイで使うような簡単に着火出来る代物だろーが?』

 ハッキリ言って半歩間違ってたらケンカしてたと思うんだけど、園子ちゃんと高木刑事んちの男の子コンビが宥め回ったから大事には至らなかった。
その後、当事者たちはそれぞれの母親にお小言を言われた(もちろん、青子も北斗に言った)けど、肝心の父親たちは平然として飲み食いしてたのよ・・・ホント、信じられない。

続きを読む »

テーマ : まじっく快斗 - ジャンル : アニメ・コミック

| ホーム |

 BLOG TOP