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プロフィール

槇野知宏

Author:槇野知宏
宮崎県児湯郡生まれ。
宮崎県児湯郡在住。

「名探偵コナン」
「まじっく快斗」
「BLACK LAGOON」
「艦隊これくしょん」
「ファイアーエムブレム」シリーズ
「ペルソナ」シリーズ
(特に3と4)
「マクロスF」
「パワプロ」シリーズ
「田中芳樹」
「池波正太郎」
「司馬遼太郎」
「有川浩」
「TUBE」
「山本正之」
「NO-PLAN」
「クラシック」
「プロレス」
「中日ドラゴンズ」
を偏愛する会社員
その実態は、単なるオタク。

年を取る毎に深みにハマってますが、これも人生、問題ない、と開き直ってます(笑)

PASSの掛かっている日記(小説)につきましては「PASSについて」をご覧下さいませ。

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2012/12/22 (Sat) 17:47
マーキング

 室内に鳴り響く携帯電話の着信音。
その音で眠気が吹き飛んでしまうのは刑事としての性であろう。
瞬間的に上体を起こそうとしたところ、優しい声が私の鼓膜に響く。

「もう少し寝ていても良いですよ」

ベッドサイドに腰をかけた渉が、そう言って私に顔を向ける。
私から視線を逸し、電話の相手と二言、三言と会話を交わす彼の背中を眺めながら、電話を掛けてきた無粋な人間を推理・・・する必要はないか。

「電話、本庁からでしょ?」
「ええ・・・その通りです」

電話を終えた彼に聞いてみると、やはり電話を掛けてきたのは本庁の人たち(工藤くん命名、本庁の愉快なおぢさんたち)だった。
二人同時の非番、前日も宿直無しと来れば、敵も私たちがデートするのを読んでいるはず。
工藤くんと蘭さん、由美に千葉くん、そして白鳥くんと小林先生の協力を仰いで、今回は二重、三重と手を打っておいた。
しかし、さすがは本庁の猛者だ、と、言いたいけど、こーいう事を犯人逮捕に生かせないものかしら。
でも協力者のみんなのお陰で、渉と有意義な時間が過ごせたのも事実である。


ふと微かな金属音に身体が反応し、私は枕に埋めていた顔を音のする方へ向けた。
真っ先に私の視界へ飛び込んできたのは、彼の背中に残された小さな引っかき傷。

『この傷、私がつけたのよね・・・ゴメンね、渉』

そう思って上体を起こすと、人差し指でその傷をなぞる。不意を突かれた格好の彼が身体を震わせて振り返ろうとするのを制して、私は彼の背中にある傷跡を舌で舐めた。

「あ、あの・・・美和子さん?」
「舐めたら治るって言うでしょ?・・・でも治らない方が良いかな」
「何故ですか?」
「“私だけのモノ”って、いう意味があるからよ」

そう言って私は渉の背中から舌を放し、彼の唇を自分のそれで塞いだ。。

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テーマ : 名探偵コナン - ジャンル : アニメ・コミック

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